【職位・グレードについて】
グレードは12段階あり、00から000まで存在する。各グレードのポジション・役割は以下のようなイメージ。
00:グレードとして存在してはいるが、00の人はほとんどいない。
00:倉庫等で働いている人。障がい者採用で入社している人はL2が多い。
00:倉庫等で働いている人。アシスタント職はL3が多い。
00:大卒新入社員はL4からスタートする
00:役職は特にない
00:マネージャー
00:キャットリード(カテゴリーリーダーとも呼ばれる)・シニアマネージャー
00:ダイレクター
00:使われていない
000:日本法人のトップやヴァイスプレジデント
000:本社の上級幹部クラス
000:ジェフ・ベゾスしかいない
このグレードを社内では「ジョブレベル」と呼び、全ての職種で共通になっている。
【年収イメージ】
00〜00:不明
00:年収000〜000万円
00:年収000〜00000万円
00:年収00000〜00000万円
00:年収00000万円前後
00:年収00000万円〜00000万円
000:不明
000:不明
000:不明
00、00の年収は株式による収入を含み、現金部分+株式部分の合計となっている。現金部分の上限が決まっており、超過分は株式で支給される。
(例:現金3,000万円+株式1,000万円)
その仕組みへの不満によって00、00の人材流出が激しくなっているため、アマゾンは現金部分の上限を4,000万円にする方針を示している。給与レンジは職種によって差があるが職種ごとのテーブルが定まっているわけではない。
【RSU(※1)について】
中途採用の場合はオファー年収とサインオンボーナスに加えてRSUを何株もらえるのかについても提示される。サインオンボーナスもRSUも複数年かけて支給されるが、サインオンボーナスは年次を重ねると下がっていき、RSUは年次を重ねると支給される株式が増えていく。RSUは3〜4年間で受け取り終わってしまうことが多く、これが上記の00、00人材の流出につながっている。
※1:RSUとはRestricted Stock Unit(リストリクテッド・ストック・ユニット)の略語で、日本語では「譲渡制限付き株式ユニット」と訳される。例えば、自社株が合計30株4年間に渡って付与される権利が与えられる。上記のアマゾンのケースだと、1年目に3株、2年目に4株、3年目に8株、4年目に15株といった形で、年次を重ねると増えていくイメージ。
【評価制度】
アチーブ、ストロングなど目標に達している、優れているなど評価が一言で書いてあるだけでその他は何もない。相対評価で行われていて、下位の5%は更生プログラムが用意されている。また評価にはポルテと呼ばれる360度評価を導入しており、評価を他の社員に依頼し、依頼された人はアマゾンの行動規範(※2)に従って評価をする。しかし、この評価がどのように自分の評価につながっているのかは定かではない。就業規則や目標設定がないので不明瞭な部分が多いと言われている。
※2:OLP(Our Leadership Principles)と呼ばれる。これに従って、どこが良かったのか、成長余地があるのか等が判断される。
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