2026年10月15日 更新
OpenMoney の職種別の年収ランキングは、実際にその会社でその職種として働く方から投稿された約30万件の年収データをもとに、企業ごとに年収の平均を算出して高い順に並べたものです。事務職では2026年10月15日時点で252社を掲載しており、もとにした年収データは約3,000件です。
1位は日本取引所グループの1,122万円、2位はINPEXの1,113万円、3位は野村證券の1,018万円で、商船三井、IHI、トヨタ自動車が続きます。上位10社の平均は1,011万円、上位50社では874万円、上位100社では802万円、掲載252社全体では660万円で、中央値は642万円です。年収1,000万円以上の企業は6社あり、掲載全体の2.4%にあたります。
同じ会社でも職種によって年収は変わるため、会社全体ではなく事務職として働く方の年収だけを集計しています。
上位100社の平均年収は802万円で、掲載企業全体の平均660万円のおよそ1.2倍です。上位10社に絞ると平均1,011万円まで上がり、1位と10位のあいだにも1.2倍の開きがあります。順位が下がるにつれて差は急速に縮まり、126位で642万円、200位で541万円、251位で343万円と、中位以下はなだらかに並びます。
つまりこのランキングは、ごく一部の企業が突出して高く、最も多いのは600万円台から800万円台で43.7%という構造です。事務職として年収の高い会社を探すときは順位そのものよりも、どの年収帯に何社あるかとその帯にどんな業界が入っているかを見たほうが実態に近づけます。
| 順位 | 平均年収 | 順位 | 平均年収 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 1,122万円 | 126位 | 642万円 |
| 10位 | 942万円 | 200位 | 541万円 |
| 50位 | 784万円 | 251位 | 343万円 |
| 100位 | 689万円 |
掲載252社を年収帯で分けると、最も多いのは600万〜800万円台の110社(43.7%)です。800万円以上は43社で全体の17.1%、1,000万円以上は6社で2.4%です。1,500万円を超える企業は事務職の掲載企業にはありません。
| 年収帯 | 企業数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 1,000万〜1,500万円 | 6社 | 2.4% |
| 800万〜1,000万円 | 37社 | 14.7% |
| 600万〜800万円 | 110社 | 43.7% |
| 400万〜600万円 | 93社 | 36.9% |
| 400万円未満 | 6社 | 2.4% |
掲載252社の平均年収は660万円で、真ん中に来る企業(中央値)は642万円です。差は18万円です。
自分の年収が高いか低いかを見るときは、平均だけでなく中央値と、ひとつ上の年収帯の分布を合わせて見るのが実態に近くなります。
事務職の年収上位100社の業界を数えると、最も多いのは銀行・信用金庫業界の11社、次いで生命保険・損害保険業界の10社です。この2業界だけで上位100社の21.0%を占めます。社数と年収水準は一致せず、社数5社の証券・投資ファンド・投資関連・FAS業界は平均890万円と最も高くなります。
| 業界 | 上位100社の社数 | その平均年収 |
|---|---|---|
| 銀行・信用金庫業界 | 11社 | 755万円 |
| 生命保険・損害保険業界 | 10社 | 803万円 |
| 自動車・自動車部品・輸送機器業界 | 8社 | 819万円 |
| 電力・ガス・水道・エネルギー業界 | 7社 | 855万円 |
| 重電・産業用電気機器業界 | 6社 | 831万円 |
| 証券・投資ファンド・投資関連・FAS業界 | 5社 | 890万円 |
| 建設・建築・土木業界 | 5社 | 847万円 |
| 航空・鉄道・タクシー・バス業界 | 5社 | 789万円 |
| 官公庁・地方自治体業界 | 5社 | 754万円 |
| 半導体・電子・精密機器業界 | 4社 | 848万円 |
| 金属・鉄鋼・鉱業・セメント業界 | 4社 | 729万円 |
| 総合電機・家電・オーディオ機器業界 | 3社 | 871万円 |
業界ごとの平均年収と掲載社数は、業界別の年収ランキングで確認できます。
OpenMoney に集まった年収データを職種別に集計すると、事務職の平均は667万円で、この表で比べられる14職種のうち14番目です。最も高いのはインベストメントバンキングの1,350万円、次いでコンサルタント978万円、その他金融・不動産専門職977万円と続きます。件数の多い職種では営業814万円、ITエンジニア718万円、技術職720万円です。
| 職種 | 平均年収 | 掲載企業 | 年収データ件数 |
|---|---|---|---|
| インベストメントバンキング | 1,350万円 | 28社 | 1,019 |
| コンサルタント | 978万円 | 268社 | 20,221 |
| その他金融・不動産専門職 | 977万円 | 136社 | 2,281 |
| PM・ディレクション | 924万円 | 134社 | 2,607 |
| コーポレート | 880万円 | 527社 | 9,205 |
| 公認会計士 | 867万円 | 13社 | 1,037 |
| 企画・マーケティング | 859万円 | 546社 | 11,009 |
| データサイエンティスト | 842万円 | 43社 | 608 |
| 営業 | 814万円 | 1,427社 | 31,839 |
| 研究開発職 | 801万円 | 211社 | 4,069 |
| 技術職 | 720万円 | 681社 | 18,191 |
| ITエンジニア | 718万円 | 844社 | 22,341 |
| その他 | 700万円 | 479社 | 5,795 |
| 事務職 | 667万円 | 252社 | 2,591 |
職種ごとのランキングもご覧いただけます。この表の金額は年収データ1件あたりの平均で、上に出している「掲載企業の平均年収」(企業ごとの平均をならした値)とは数え方が違います。
事務職の年収上位100社と掲載252社全体を、年収以外の項目で比べました。上位100社は平均年齢が32.0歳(全体31.4歳)とほぼ変わらず、平均残業時間は月27.1時間(全体25.3時間)で大きくは変わりません。年収データと一緒に答えていただいている満足度は5点満点で3.28(全体3.08)でした。
| 項目 | 上位100社 | 掲載252社 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 802万円 | 660万円 |
| 平均年齢 | 32.0歳 | 31.4歳 |
| 平均残業時間 | 月27.1時間 | 月25.3時間 |
| 満足度(5点満点) | 3.28 | 3.08 |
年収の高さがそのまま働きやすさや納得感につながるわけではないことは、転職先を選ぶときに押さえておきたい点です。各企業の残業時間・有給消化率・満足度は、企業ごとのページで個別に確認できます。
ここまでは年収データと一緒に答えていただいた満足度を見てきましたが、クチコミには待遇・仕事内容・成長・ワークライフバランス・人間関係・女性の働きやすさという6つの軸があります。この6つの軸を、上位100社と101位以降のそれぞれについて、比較できた企業どうしで比べました。
| 満足度の軸 | 上位100社 | 101位以降 |
|---|---|---|
| 待遇 | 3.44 | 3.01 |
| 仕事内容 | 3.17 | 2.94 |
| 成長 | 3.08 | 2.82 |
| ワークライフバランス | 3.63 | 3.44 |
| 人間関係 | 3.46 | 3.33 |
| 女性の働きやすさ | 3.53 | 3.49 |
| 総合 | 3.42 | 3.14 |
上位100社が明確に高いのは待遇(+0.43)で、成長と仕事内容がそれに続きます。一方で女性の働きやすさの差は0.04ポイントしかなく、人間関係も0.13ポイントにとどまります。年収の高さは待遇の納得感には結びついていますが、働く時間の余裕まで説明するわけではない、という結果です。
業界を変える。上位100社の業界構成のとおり、同じ事務職でも証券・投資ファンド・投資関連・FAS業界とインターネット業界では上位企業の平均に100万円以上の差があります。
年齢と経験年数の相場を知る。上位100社の平均年齢は32.0歳で、全体より0.6歳ほど高くなっています。同じ会社でも経験年数によって年収は変わるので、企業ごとのページで年齢別・等級別の年収を確認できます。
実際に転職した人の金額を見る。年収アップ金額が高い転職先ランキングでは、どの会社へ転職すると年収がいくら上がったかを、実際の転職事例から集計しています。
このランキングは、OpenMoney に投稿された年収データのうち、職種として事務職を選んだものだけを企業ごとに集計しています。2026年10月15日時点で252社、データは約3,000件を掲載しています。
金額は有価証券報告書や四季報の公表値ではなく、実際にその会社で働く方から寄せられた年収です。残業代と賞与を含む額面で、手取りではありません。投稿は審査を通過したものだけを集計に入れており、企業からの提供や広告出稿による掲載はありません。
集計は毎日更新しています。新しい年収データが届けば、平均も順位も動きます。
件数の少ない企業は上下に振れます。数件のデータだけで平均が決まっている企業があります。順位の隣に出している年収データ件数を必ず併せてご覧ください。
年齢や等級の構成は補正していません。経験年数の長い方や管理職からの投稿が多い企業は高めに、新卒採用が多い企業は低めに出ます。
掲載企業は日本の全企業ではありません。掲載の条件を満たした企業を並べています。
平均年収の高い企業ランキング1位は株式会社日本取引所グループで平均年収1,122万円。2位には株式会社INPEX (平均年収1,113万円)、3位には野村證券株式会社 (平均年収1,018万円) がランクイン。
TOP3の企業の平均年収は1,000万円以上、平均年収が1,000万円以上だったのは100社中6社、TOP100位の企業の平均年収は802万円でした。