2022/03/10
【独自調査】30代が本当に使っているクレジットカードランキングTop10
30代の人が実際に使っているクレジットカードは一体どのカードなのか。
OpenMoneyの30代登録者データをもとに、実態を調査しました。
昇進、転勤の他にも多くのライフベントが訪れ、人によってライフスタイルが大きく異なり始める30代に本当に選ばれているカードが明らかになります。
OpenMoneyに登録する30代ユーザー845人のリアルなクレジットカード使用状況を調査
集計対象
・2021年12月31日までのOpenMoney登録データのうち、30〜39歳で使用クレジットカードを登録している845件
・1人(1件)のデータで複数枚登録している場合もあり、クレジットカードの総数である952枚をのべ人数として使用状況を集計
・登場したクレジットカードは133種類
集計対象の年収・金融資産保有額
・平均年収 : 933万円(中央値 : 800万円)
・平均金融資産保有額 : 2,113万円(中央値 : 1,280万円)
30代が本当に使っているクレジットカードランキングTop10
第1位:楽天カード(261名)
楽天カード
- 年会費
- 無料
- ポイント
- 楽天ポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜3.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.5%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 楽天市場ではポイント3倍
- 楽天のグループサービスの利用で、ポイント還元率アップ「スーパーポイントアッププログラム」
- 付帯保険
- 海外旅行
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- 楽天Edy
・貯まったポイントは1P=1円として楽天グループや街の加盟店で利用可能。
・楽天証券を利用している場合、投信積立をクレジットカードでの引き落としにすることで決済額に応じたポイントが貯まり、そのポイントは毎月の積立に利用することもできる。
・楽天カードを2枚まで作成可能。支払い口座を分けることもできるので用途別に管理ができる。また、異なるブランドで作成することで利便性が高まるなどのメリットがある。
第2位:ANA VISA ワイドゴールドカード(48名)
ANA VISA ワイドゴールドカード
- 年会費
- 15,400円(税込)
- ポイント
- Vポイント
- ポイント還元率
- 0.5〜1.5%
- マイル
- ANAマイル : 1%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 入会・継続時に2,000マイルプレゼント
- ANAグループ便はフライトマイルが25%アップ
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- iD、楽天Edy
・200円の利用ごとに1Vポイントも付与。1Vポイントは2ANAマイルに手数料なしで移行が可能。
・国内主要空港とハワイ「ダニエル・K・イノウエ国際空港」のラウンジ利用
・ビジネスクラス専用カウンターでのチェックイン
・海外旅行傷害保険:補償額最高5,000万円(自動付帯(2022年10月1日出発分より利用付帯に変更))
・国内旅行傷害保険:補償額最高5,000万円(自動付帯(2022年10月1日出発分より利用付帯に変更))
・ゴールドワイドカードの年会費はWEB明細、マイペイスリボの併用で最大1万円ほどまでに年会費を抑えることができる。
(マイペイすリボのボーナスアップは2022年8月10日請求分で終了。WEB明細利用での年会費割引は2022年10月10で廃止。)
第3位:Visa LINE Payクレジットカード(31名)
Visa LINE Payクレジットカード
- 年会費
- 無料
- ポイント
- LINEポイント
- ポイント還元率
- 1.0%
- マイル
- -
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 還元率は常時1%
- 付帯保険
- ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- -
・プラスチックカードのスタンダードタイプとカードレスタイプのどちらかを選択可能。
・「VISAタッチ決済」「iD」、またLINE Payへの登録で事前チャージ不要の「チャージ&ペイ」も利用可能という多彩な決済方法が魅力。
・ETCカード:年会費550円(初年度無料、年一回の利用があれば翌年無料)
・家族カード:年会費無料
・LINE Payアカウントにクレジットカードを登録することで常時1%の還元。
・貯まったLINEポイントは街の加盟店やLINEショッピングで利用できる他、1ポイント=1PayPayポイントとしてPayPayポイントに交換することも可能。
・海外旅行傷害保険:補償額最高2,000万円(利用付帯)
第4位:楽天プレミアムカード(30名)
楽天プレミアムカード
- 年会費
- 11,000円(税込)
- ポイント
- 楽天ポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜5.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.5%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 楽天市場ではポイント5倍
- 「プライオリティ・パス・メンバーシップ」へ年会費無料で登録
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- 楽天Edy
・ライフスタイルに合わせて「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3種類のサービスの中から選ぶ優待サービスでも+1倍のポイントが加算される。
・140以上の国や地域、500以上の都市における1,200か所以上の空港ラウンジを利用できる会員サービス「プライオリティ・パス」への無料登録で一番ランクの高いプレステージ(年会費US$429)と同等のサービスを受けることができる。
第5位:楽天ゴールドカード(29名)
楽天ゴールドカード
- 年会費
- 2,200円(税込)
- ポイント
- 楽天ポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜3.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.5%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 楽天市場ではポイント3倍
- 楽天のグループサービスの利用で、ポイント還元率アップ「スーパーポイントアッププログラム」
- お誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイント+1倍「お誕生月サービス」
- 国内主要空港や、ハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川国際空港ラウンジを年2回まで無料で利用
- 付帯保険
- 海外旅行
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- 楽天Edy
・「お誕生月サービス」で、誕生月には楽天市場や楽天ブックスなどの利用で最大4倍のポイントが貯まる。
・国内空港ラウンジとハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国 仁川国際空港のいずれかを年2回まで利用可能。
・世界38ヶ所を拠点とするトラベルデスクが無料で利用できる。
第6位:スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(28名)
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧:spgアメックス)
- 年会費
- 34,100円(税込)
- ポイント
- Marriott Bonvoyポイント
- ポイント還元率
- 1.0%
- マイル
- ANAマイル : 1%
JALマイル : 1%
スカイマイル : 1%
マイレージプラス : 1.1%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- カード入会でSPGのホテル&リゾートのエリート会員「ゴールド会員資格」が付帯
- カード継続ボーナスとして「無料宿泊特典」
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay
- 電子マネー
- -
・世界最大級のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルとの提携カード。
・年間25泊以上の宿泊が条件となる「マリオットボンヴォイゴールドエリート」会員資格を無条件で付与。ゴールドエリート会員はマリオットボンヴォイ参加ホテル利用によるボーナスポイントの獲得や部屋のアップグレードなど様々な特典が受けられる。
・日常利用で100円につき3Marriott Bonvoyポイントが付与される。
・Marriott Bonvoy参加ホテルでのカード利用では100円につき6Marriott Bonvoyポイント付与。さらに「Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格」により、宿泊時の利用金額1ドルにつき12.5Marriott Bonvoyポイント(通常会員の25%ボーナス)が獲得できる。
・貯まったポイントは世界7,600軒以上のマリオットボンヴォイ参加ホテルの無料宿泊特典や、マイルとの交換も可能。
・毎年のカード継続毎に、国内外のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用できる一泊一室2名までの「無料宿泊特典」がプレゼントされる。
第7位:ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード(24名)
ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード
- 年会費
- 16,500円(税込)
- ポイント
- Vポイント
- ポイント還元率
- 0.5〜1.5%
- マイル
- ANAマイル : 1%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- マイルへの交換の際の移管手数料が無料
- フライトの度にボーナスマイルをプレゼント
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- iD
・カード継続利用ボーナスとして2,000マイル、特別ボーナスとして2,000マイル、また通常のフライトマイルに加え積算率40%のフライトボーナスマイルが付与される。
・世界1,000ヶ所以上の空港内にあるスター アライアンス加盟航空会社のラウンジが利用可能。
・年間のフライト利用で獲得できるプレミアムポイント数に応じてプレゼントされるアップグレードポイントの利用により、国内線はプレミアムクラスへ、国際線はビジネスやファーストクラスへ座席のアップグレードができる。
・国内線の先行予約や座席指定の優先、希望便の予約待ち優先などのフライト予約時の特典あり。
・プレミアムメンバー優先のチェックインカウンターが利用可能。また、優先搭乗や優先的な手荷物受け取り、手荷物許容量の優待などの特典が受けられる。
・海外旅行傷害保険 : 最高5,000億円(自動付帯(2022年10月1日以降利用付帯に))
・海外旅行傷害保険 家族特約 : 最高1,000万円(自動付帯(2022年10月1日以降利用付帯に))
・国内旅行傷害保険 : 最高5,000万円(自動付帯(2022年10月1日以降利用付帯に))
第7位:三井住友カード ゴールド(24名)
三井住友カード ゴールド
- 年会費
- 11,000円(税込)
インターネット入会で初年度無料
- ポイント
- Vポイント
- ポイント還元率
- 0.4〜2.4%
- マイル
- ANAマイル : 0.3%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 国内主要空港の空港ラウンジを利用
- 24時間年中無休で、医師や看護師などの専門スタッフが無料で相談に対応する「ドクターコール24」
- コンビニ・スーパー・ドラッグストア・カフェ・ファストフードから選択した3店は還元率アップ
- 合計5万円以上ご利用でボーナスポイントをプレゼント
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- iD
・申込資格は満30際以上。
・家族カードは1人目まで年会費無料。(2人目以降 1,100円/1人)
・WEB明細やマイ・ペイすリボの利用で、翌年度以降の年会費が4,400円〜9,900円に。
・通常のポイント還元率は0.5%。
・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでは還元率常時2.5%。
・対象の中から選んだ3店で常時還元率1%。
・海外、国内旅行傷害保険 : 補償額最高5,000万円(自動付帯分 1,000万円)
・同じデザインのナンバーレスカードがあるが、こちらのカードの方が年会費が高く、申込資格も30歳以上となっている代わりに、ドクターコール24などの特典が充実しており、旅行傷害保険の補償額も大きい。
第9位:Amazon MasterCardゴールド(21名)
Amazon MasterCardゴールド
- 年会費
- 11,000円(税込)
- ポイント
- Amazonポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜2.5%
- マイル
- -
- キャッシュバック
- -
- 特典
- -
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- -
後継カードとして、2021年11月より「Amazon Mastercard」とAmazon Prime会員向けの「Amazon Prime Mastercard」の2種類が発行開始されている。
第10位:JALカード CLUB-Aゴールドカード(18名)
JALカード CLUB-Aゴールドカード
- 年会費
- 17,600円(税込)
- ポイント
- JALマイル
- ポイント還元率
- 1.0〜2.0%
- マイル
- JALマイル : 1%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 毎年初回登場時に2,000マイルプレゼント
- JMB提携航空会社便の搭乗毎にフライトマイルの25%プラス
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- 楽天ペイ
- 電子マネー
- -
・入会後の初搭乗時に5,000マイル、翌年以後も毎年初回の搭乗時には2,000マイルのボーナスが付与され、搭乗時には毎回区間マイルの25%が搭乗ボーナスとして付与。
・ショッピングマイルプレミアムに自動入会となりショッピング利用で2倍、さらに特約店では4倍のマイルが加算される。
・JALユーザーで、とにかくマイルを貯めたい、一年に数回は海外へ行くという人におすすめのカード。
第10位:JCB CARD W(18名)
JCB CARD W
- 年会費
- 無料
- ポイント
- Oki Dokiポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜5.5%
- マイル
- ANAマイル : 0.6%
JALマイル : 0.6%
スカイマイル : 0.6%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- Amazon、セブンイレブンなど優待店ではポイント還元率がアップ
- 付帯保険
- 海外旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay
- 電子マネー
- -
・毎月の利用金額によって1,000円につき2ポイント付与。JCB一般カードは1,000円につき1ポイントなのでJCBオリジナルシリーズの中ではポイントの貯まりやすいカードと言える。
・ポイントアップ登録の上、JCBオリジナルシリーズパートナーでの利用で、セブンイレブンではポイント3倍、Amazonでは4倍に。また、スターバックスでオンライン入金・オートチャージを利用又はe giftの購入でポイントは10倍にまでUP。
・貯まったポイントは1P=3円としてカードの支払いに利用できる他、スターバックスカードへは1P=4円として、Amazonでは1P=3.5円として便利に利用できる。
・QUICPay(nanaco)と紐づければセブンイレブンでの利用時にnanacoポイントも付き、ポイント二重取りが可能。
・OKiDokiランド経由の買い物でポイント倍率UP。
30代のクレジットカード選びのポイント・注意点
1番重要なポイントは、自分の利用目的に合ったカードを選ぶことです。普段使いの還元率の高いカード、マイルが貯められるカード、ハイステータスで特典の充実したカードなど、カード毎にその長所は異なります。
よく利用するお店でポイントが貯めやすいもの、利用しそうな特典が多くついているものなど、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。
その上で特に意識しておきたいポイントを以下に挙げます。
ポイント還元率の高さ
一般的に、ポイント還元率0.5〜1.0%が平均的、1.0%以上のカードが高還元と言われます。通常利用での還元率があまり高くない場合でも、特定のお店で還元率が大幅にUPするカードもあるので、自分が利用する頻度が高いお店が対象になっているカードを選ぶようにしましょう。
自分のライフスタイルに合った特典か
30歳を過ぎると、ゴールドカードやプラチナカードなどのランクの高いカードでも申込対象となるものが増えます。一般的に、カードのランクが上がるほど年会費は上がり特典が充実する傾向にあるので、ランクの高いカードの申込みを考える場合には特に、年会費に見合った特典が受けられるのか、またその特典を利用しそうかどうかをチェックしましょう。
まとめ : やはり強い楽天カード、航空系カードもランクイン
楽天カードが圧倒的な強さを見せる結果となりました。楽天カードだけでTop10内の半数弱を占めています。
また、20代の結果に比べマイル系カードのランクインが増えています。出張や帰省、家族旅行など航空機を利用する機会が増えるからかもしれません。
30代は個々でライフスタイルが大きく変わり始める年代です。こちらの記事も参考に、自分のライフスタイルに合ったカードを選んでください。