2022/03/10
【独自調査】20代が本当に使っているクレジットカードランキングTop10
20代の人が実際に選んでいるクレジットカードは一体どのカードなのか。
OpenMoneyの20代登録者データをもとに、実態を調査しました。
20代の人が選ぶカードにはどのような傾向があるのかが明らかになります。
OpenMoneyに登録する20代ユーザー1,041人のリアルなクレジットカード使用状況を調査
集計対象
・2021年12月31日までのOpenMoney登録データのうち、20〜29歳で使用クレジットカードを登録している1,041件
・1人(1件)のデータで複数枚登録している場合もあり、クレジットカードの総数である1,187枚をのべ人数として使用状況を集計
・登場したクレジットカードは133種類
集計対象の年収・金融資産保有額
・平均年収 : 570万円(中央値 : 510万円)
・平均金融資産保有額 : 622万円(中央値 : 325万円)
20代が本当に使っているクレジットカードランキングTop10
第1位:楽天カード(354名)
楽天カード
- 年会費
- 無料
- ポイント
- 楽天ポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜3.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.5%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 楽天市場ではポイント3倍
- 楽天のグループサービスの利用で、ポイント還元率アップ「スーパーポイントアッププログラム」
- 付帯保険
- 海外旅行
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- 楽天Edy
・貯まったポイントは1P=1円として楽天グループや街の加盟店で利用可能。
・楽天証券を利用している場合、投信積立をクレジットカードでの引き落としにすることで決済額に応じたポイントが貯まり、そのポイントは毎月の積立に利用することもできる。
・楽天カードを2枚まで作成可能。支払い口座を分けることもできるので用途別に管理ができる。また、異なるブランドで作成することで利便性が高まるなどのメリットがある。
第2位:Visa LINE Payクレジットカード(49名)
Visa LINE Payクレジットカード
- 年会費
- 無料
- ポイント
- LINEポイント
- ポイント還元率
- 1.0%
- マイル
- -
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 還元率は常時1%
- 付帯保険
- ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- -
・プラスチックカードのスタンダードタイプとカードレスタイプのどちらかを選択可能。
・「VISAタッチ決済」「iD」、またLINE Payへの登録で事前チャージ不要の「チャージ&ペイ」も利用可能という多彩な決済方法が魅力。
・ETCカード:年会費550円(初年度無料、年一回の利用があれば翌年無料)
・家族カード:年会費無料
・LINE Payアカウントにクレジットカードを登録することで常時1%の還元。
・貯まったLINEポイントは街の加盟店やLINEショッピングで利用できる他、1ポイント=1PayPayポイントとしてPayPayポイントに交換することも可能。
・海外旅行傷害保険:補償額最高2,000万円(利用付帯)
第2位:スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(47名)
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧:spgアメックス)
- 年会費
- 34,100円(税込)
- ポイント
- Marriott Bonvoyポイント
- ポイント還元率
- 1.0%
- マイル
- ANAマイル : 1%
JALマイル : 1%
スカイマイル : 1%
マイレージプラス : 1.1%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- カード入会でSPGのホテル&リゾートのエリート会員「ゴールド会員資格」が付帯
- カード継続ボーナスとして「無料宿泊特典」
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay
- 電子マネー
- -
・世界最大級のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルとの提携カード。
・年間25泊以上の宿泊が条件となる「マリオットボンヴォイゴールドエリート」会員資格を無条件で付与。ゴールドエリート会員はマリオットボンヴォイ参加ホテル利用によるボーナスポイントの獲得や部屋のアップグレードなど様々な特典が受けられる。
・日常利用で100円につき3Marriott Bonvoyポイントが付与される。
・Marriott Bonvoy参加ホテルでのカード利用では100円につき6Marriott Bonvoyポイント付与。さらに「Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格」により、宿泊時の利用金額1ドルにつき12.5Marriott Bonvoyポイント(通常会員の25%ボーナス)が獲得できる。
・貯まったポイントは世界7,600軒以上のマリオットボンヴォイ参加ホテルの無料宿泊特典や、マイルとの交換も可能。
・毎年のカード継続毎に、国内外のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用できる一泊一室2名までの「無料宿泊特典」がプレゼントされる。
第4位:エポスゴールドカード(42名)
エポスゴールドカード
- 年会費
- 5,000円(税込)
年間50万円以上利用すると翌年以降永年無料
- ポイント
- エポスポイント
- ポイント還元率
- 0.5〜2.5%
- マイル
- ANAマイル : 0.3%
JALマイル : 0.25%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 年間50万円以上の利用で2,500ポイント、年間100万円以上の利用なら10,000ポイント付与
- よく利用するショップの登録でポイント最大3倍(3ショップまで)
- 付帯保険
- 海外旅行
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
・カード番号は裏面に印字、縦型の特徴的なデザイン。
・年会費は5,000円ですが、年間利用額50万円以上で翌年以降は永年無料。(インビテーションによるグレードアップの際は切り替え時から永年無料)
・選べるブランドはVISAのみ。
・年4回開催されるマルイのショッピング優待期間「マルコとマルオの7日間」での10%割引や、全国各地の施設での優待が魅力。
・200円の利用で1ポイント付与されるエポスポイントは、マルイ・モディでの利用で2倍に、またスーパーやコンビニ、公共料金など3つまで選べるお気に入りショップでの利用で最大3倍に。さらに、年間利用額に応じてボーナスポイントも付与。通常2年のポイント有効期限は、ゴールドカード会員の場合無期限。
・海外旅行傷害保険:補償額最高1,000万円(自動付帯)
・国内主要19空港、ハワイ ホノルル、韓国 仁川2都市の海外国際空港のラウンジが利用可能。
第4位:三井住友カード プライムゴールド(42名)
三井住友カード プライムゴールド
- 年会費
- 5,500円(税込)
初年度無料(支払い方法の指定やサービスの申し込みにより、翌年度以降年会費割引適用)
- ポイント
- Vポイント
- ポイント還元率
- 0.5〜3.0%
- マイル
- ANAマイル: 0.3%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- ・毎月の利用金額5万円以上でボーナスポイントプレゼント。さらに15万円以上の利用でレートUP。
- ・国内28ヶ所の空港ラウンジ利用
- ・一流ホテル・旅館を厳選した宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を会員価格で予約可能
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- iD
・初年度無料の年会費は、翌年度以降もWEB明細やマイ・ペイすリボの利用で最大1,650円まで金額を抑えることができる。
・家族カードは1枚目まで無料。2枚目以降1枚1,100円。
・毎月の利用金額の合計に対し、200円につき1ポイント付与。
・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでポイント還元率2.5%。
・対象店の中から最大3店舗を選び登録すると、登録店での利用は+0.5%。
・国内28ヶ所の空港ラウンジが利用可能。
・一流ホテル・旅館を厳選した宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」を会員価格で予約可能。
・海外・国内旅行傷害保険はそれぞれ最高1,000万円の補償が自動付帯。旅行代金等のカード利用で最高5,000万円に。
・プライムゴールドからゴールドへ更新時に、「継続サンクスポイント」としてVポイントを2,500ポイントプレゼント。
・プライムゴールドからゴールドへ更新時に全国主要都市約100店舗の一流レストランを2名以上で利用の場合、会員1名分が無料になる「グルメクーポン」をプレゼント。
第6位:楽天プレミアムカード(38名)
楽天プレミアムカード
- 年会費
- 11,000円(税込)
- ポイント
- 楽天ポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜5.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.5%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 楽天市場ではポイント5倍
- 「プライオリティ・パス・メンバーシップ」へ年会費無料で登録
- 付帯保険
- 海外旅行、国内旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- 楽天Edy
・ライフスタイルに合わせて「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3種類のサービスの中から選ぶ優待サービスでも+1倍のポイントが加算される。
・140以上の国や地域、500以上の都市における1,200か所以上の空港ラウンジを利用できる会員サービス「プライオリティ・パス」への無料登録で一番ランクの高いプレステージ(年会費US$429)と同等のサービスを受けることができる。
第7位:三井住友カード(NL)(36名)
三井住友カード(NL)
- 年会費
- 無料
- ポイント
- Vポイント
- ポイント還元率
- 0.5〜5.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.3%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 対象の店舗を最大3つまで登録しカードを利用すると200円につき、通常の1ポイントと合わせてさらに1ポイントプラスとなり、1%還元
- 付帯保険
- 海外旅行
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- iD、WAON
・Vポイントは200円の利用ごとに1ポイント付与。対象店の中から3店舗を選び登録・利用することで登録店での利用ポイントが2倍に、また、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ3社とマクドナルドでVISAタッチ決済を利用した場合に最大5%ともなる高還元率が魅力。Apple PayでのVISAタッチ決済利用時にも同じ還元率が適用される。日常での少額決済でもポイントを貯めやすいカード。
・SBIでの投信積立の決済にも利用が可能。積立の金額に応じ0.5%のポイントが付与される。
第8位:楽天ゴールドカード(34名)
楽天ゴールドカード
- 年会費
- 2,200円(税込)
- ポイント
- 楽天ポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜3.0%
- マイル
- ANAマイル : 0.5%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- 楽天市場ではポイント3倍
- 楽天のグループサービスの利用で、ポイント還元率アップ「スーパーポイントアッププログラム」
- お誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイント+1倍「お誕生月サービス」
- 国内主要空港や、ハワイ・ホノルル国際空港、韓国・仁川国際空港ラウンジを年2回まで無料で利用
- 付帯保険
- 海外旅行
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- 楽天Edy
・「お誕生月サービス」で、誕生月には楽天市場や楽天ブックスなどの利用で最大4倍のポイントが貯まる。
・国内空港ラウンジとハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国 仁川国際空港のいずれかを年2回まで利用可能。
・世界38ヶ所を拠点とするトラベルデスクが無料で利用できる。
第9位:JCB CARD W(30名)
JCB CARD W
- 年会費
- 無料
- ポイント
- Oki Dokiポイント
- ポイント還元率
- 1.0〜5.5%
- マイル
- ANAマイル : 0.6%
JALマイル : 0.6%
スカイマイル : 0.6%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- Amazon、セブンイレブンなど優待店ではポイント還元率がアップ
- 付帯保険
- 海外旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay
- 電子マネー
- -
・毎月の利用金額によって1,000円につき2ポイント付与。JCB一般カードは1,000円につき1ポイントなのでJCBオリジナルシリーズの中ではポイントの貯まりやすいカードと言える。
・ポイントアップ登録の上、JCBオリジナルシリーズパートナーでの利用で、セブンイレブンではポイント3倍、Amazonでは4倍に。また、スターバックスでオンライン入金・オートチャージを利用又はe giftの購入でポイントは10倍にまでUP。
・貯まったポイントは1P=3円としてカードの支払いに利用できる他、スターバックスカードへは1P=4円として、Amazonでは1P=3.5円として便利に利用できる。
・QUICPay(nanaco)と紐づければセブンイレブンでの利用時にnanacoポイントも付き、ポイント二重取りが可能。
・OKiDokiランド経由の買い物でポイント倍率UP。
第10位:三井住友カード(28名)
三井住友カード
- 年会費
- 1,375円(税込)
インターネット入会で初年度年会費無料、マイ・ペイすリボの登録+年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費無料
- ポイント
- Vポイント
- ポイント還元率
- 0.5〜2.5%
- マイル
- ANAマイル : 0.3%
- キャッシュバック
- -
- 特典
- コンビニ3社とマクドナルドで利用するとポイントが5倍
- 対象店を最大3つまで登録しカードを利用すると200円につき、通常の1ポイントと合わせてさらに1ポイントプラスとなり、1%還元
- 付帯保険
- 海外旅行、ショッピング
- スマホ決済
- Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
- 電子マネー
- iD
・通常ポイント還元率は0.5%。
・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドではポイントが常時5倍の2.5%還元。
・対象の中から選んだ3店での利用は常時還元率1%に。
・三井住友カード(NL)との違いは、カード番号表示の他に、100万円までショッピング補償がついている点。
20代のクレジットカード選びのポイント・注意点
ポイント還元率の高さ
一般的に、ポイント還元率0.5〜1.0%が平均的、1.0%以上のカードが高還元と言われます。通常利用での還元率があまり高くない場合でも、特定のお店で還元率が大幅にUPするカードもあるので、自分が利用する頻度が高いお店が対象になっているカードを選ぶようにしましょう。
電子マネーやスマホ決済との相性のよさ
対応する電子マネーが多くあるほど支払い方法も増え、チャージなどでもポイントが貯められるため、より便利に、よりお得に利用することができます。
また、スマホ決済との相性も大切です。特定のカードを紐つけることでポイントUPするものやポイントの二重取りができるものも珍しくないため、自分のよく使う決済方法と相性のよいカードを選ぶとよりお得です。
申込に年齢制限のあるカードもあるため注意
20代で申込むことのできるカードの中には、学生限定や、逆に学生不可のカードもあります。また、ゴールドカード以上のランクの高いカードの場合にも、30歳以上など年齢制限がある場合があります。申込みをする前に、自分が対象者なのかのチェックが必要です。
上記3つを挙げましたが、年代に関わらず1番重要なポイントは、自分の利用目的に合ったカードを選ぶことです。普段使いの還元率の高いカード、マイルが貯められるカード、ハイステータスで特典の充実したカードなど、カード毎にその長所は異なります。よく利用するお店でポイントが貯めやすいもの、利用しそうな特典が多くついているものなど、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。
まとめ : 圧倒的な強さを見せる楽天カード
楽天カードが2位以下を大きく引き離す結果となりました。楽天カードだけでTop10の約半数を占めています。テレビCMなどを通じて認知度も高く、楽天経済圏内ではもちろん、その他の場所でも基本還元率は1%と高め、さらに楽天ペイなどに紐づけて使うことでさらなるポイントUPも可能というポイントの貯めやすさや、その使い道の多さが人気の理由かと思われます。
2位以下にもポイントの貯めやすいカードが多くランクインしています。旅行系最強カードとも言われる3位のスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを除くと、コンビニ各社やドラッグストア、マクドナルド、スターバックスなど身近な場所で還元率がUPするカードが多く登場しています。
日常利用でポイントが貯めやすいカードを賢く利用している人が多い印象です。