2020/12/16

アクセンチュア社員の年収・資産データからリアルなお金事情を分析

アクセンチュア社員の実際の年収・資産データをもとに、アクセンチュア社員のお金事情を分析します。年収をはじめ、貯金・運用資産、家族構成や保険の加入状況、住居費用、持ち家か賃貸か、不動産投資まで、アクセンチュア社員のリアルなお金のデータを公開します。

アクセンチュア社員の実際の年収・資産データからお金事情を分析

OpenMoneyに登録・掲載されてるアクセンチュア社員17名のデータをもとに、アクセンチュア社員のリアルなお金事情について見ていきます。(2020年12月15日時点)


参考:アクセンチュア株式会社の資産データ一覧|OpenMoney


※OpenMoneyの登録・掲載データは、運営事務局にて正確性の審査を十分に行っていますが、ユーザーの皆様にご登録いただいた情報です。不正確・虚偽の可能性の高いユーザーデータは厳格にアカウント停止措置などを取っていますが、正確性を保証しているわけではありませんので、あらかじめご了承ください。

年代の内訳

年齢は27歳から43歳まで。平均年齢は33.5歳、年齢の中央値は33歳です。

各年代の内訳は以下の通りです。他の業界・企業のデータと同様に、20代後半から30代の方の登録がほとんどです。

家族構成など

17名のうち、配偶者がいるのが11名(64.7%)、そのうち子どもがいるのが8名です。配偶者の有無、こどもの有無も他の業界・企業のデータと大きく変わりませんが、どちらも若干高めの数字です。


アクセンチュア社員の年収

17名のアクセンチュア社員の平均年収は1,326万円(平均年齢33.5歳)、年収の中央値は1,200万円(年齢の中央値33歳)でした。

各年収レンジの人数・割合は、以下表・グラフの通りです。

17名分のデータのため、一概には言えませんが、

・他のコンサル業界同様、年齢に応じて年収が決まっているわけではなく、同年代でも年収に開きがある。

また、アクセンチュアの場合、部門によって年収のレンジが違うケースがあるので注意が必要です。

住居費用や毎月のキャッシュフロー

住居のタイプと住居費用

住居のタイプについては以下の通りです。

17名のうち10名(58.8%)が賃貸、7名(41.2%)が持ち家です。それぞれの住居費用の平均値は、「賃貸」が12.0万円、「持ち家」が25.0万円となっています。賃貸の時には、安めの住居に住みながらも、住宅購入の際にはそれなりの金額のものを購入する、という行動が予想できます。

毎月貯金や投資に回している金額

毎月貯金や投資に回している金額は、平均値で21.6万円、中央値で20万円です。最小値は0円、最大値は50万円で、最小値や最大値はOpenMoneyに登録されている他の企業とは大きく変わりませんが、全体として、貯金や投資に回している金額はかなり大きいと言えます。

(参考:コンサル業界全体での毎月貯金や投資に回している金額の平均値は15.1万円、中央値は10万円。最小値は0円、最大値は60万円)

貯金や運用資産のデータについては、次の段落で詳しく見ていきます。

貯金と運用資産(金融資産)

OpenMoneyに登録・掲載されているアクセンチュア社員17名の平均貯金額は759万円、中央値では300万円となっています。

(参考:コンサルティングファーム社員91名の平均貯金額は554万円、中央値では300万円)

この貯金額に、「貯金以外の金融資産」を加えた金融資産の合計金額で計算すると、平均の金融資産額は2,080万円、中央値では1,000万円となります。

(参考:コンサルティングファーム社員91名の平均は1,122万円、中央値は550万円)


世間一般と比較しても高いのはもちろんのこと、同じコンサル業界の社員の中でも全体的に高い水準にあります。

アクセンチュア社員17名のうち15名が何かしらの投資・資産運用をしている

アクセンチュア社員17名のうち15名が何かしらの投資・資産運用をしています。国内株式や外国株式、投資信託など人それぞれの運用をしていますが、金融資産全体に占める運用資産の割合も大きく、高い金融リテラシーがあったり、かなり積極的な運用をしていると言えそうです。

生命保険の加入状況

アクセンチュア社員17名のうち、生命保険に加入しているのは7名(41.2%)でした。配偶者の有無、子どもの有無別で見ると、配偶者あり(既婚)の場合で11名中6名(54.5%)が加入、配偶者なし(独身)の場合では6名中1名(16.7%)が加入していました。さらに、子どものいる8名のうち、5名(62.5%)が加入しており、結婚・出産とともに保険の加入率が大きく上がっていきます。ここでも、必要であれば加入する、という金融リテラシーの高さがうかがえます。

不動産投資や節税に対する意識

アクセンチュア社員17名のうち、4名(23.5%)が不動産投資を行っていました。(参考:総合商社48名のうち14.5%の7名、コンサルティングファーム91名のうち14.2%の13名が不動産投資を行っている。)また、6名(35.3%)が「不動産投資に興味がある」と回答していました。その他の各質問項目に対する回答は以下の通りです。どの数字も他の業界やコンサルティングファーム、他の企業のデータと大きくは変わらないのですが、ある程度のお金に関するリテラシーはあるので、足りていないと感じる部分(節税など)は興味がある、という方が多そうです。

金融リテラシーの高さも感じさせるアクセンチュア社員

以上、アクセンチュア社員の実際の年収・資産データから、アクセンチュア社員のリアルなお金事情について見ていきました。給与水準はかなり高く、お金についてもしっかりと考えている方が多いと言えます。

OpenMoneyでは、今後も各業界や各企業のデータをまとめていきます。また、資産運用・資産形成を中心に、専門家やユーザーへのインタビュー記事なども掲載していく予定です。

OpenMoneyにユーザー登録し、今回紹介されているようなユーザー情報を登録いただくと、個別の資産データも閲覧することができます。是非、ご登録ください。


参考:アクセンチュア株式会社の資産データ一覧|OpenMoney


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